vibration.
私は振動に敏感である。
微小なモーター音などの機械の音などはとてもよく聞こえているみたいだ。
そんなことに気がついたのはずいぶんと大人になってから。
実は他の人たちってそんなに気にしたり、聞こえたりしていないって気がついてビックリしたものだ。
視力に障害を持つ友人たちが、世の中に溢れる微小な音に敏感で、その能力は生活するために必要な音だと知った時、私もそのタイプなのかもしれない?と思った。
私自身が、けっこう目が悪いからだ。
昔から、スリッパの音の違いで人を感じ分けたり、ドアの締め方の音で分かったりしてたから、ね。
しかし、最近小さな発見があった。
キッカケをくれたのは、私の心身のメンテナンスをしてくださるヒーラーさんの言葉だった。
【振動や波動への音の感性はとっても大切なものなので大事にはぐくんでいただけると嬉しいです】
私が、振動や波動みたいなものに敏感であることを伝えたところ、こんな風に言ってくださったのだ。
こんなものが貴重な感性だなんて思ったことがなかったから心底驚いたのだった。
この発見があってから、気にして考えてみたら本当に大事にして良いものじゃないか?と思い始めた。(単純)
なんたって、仕事の屋号のイメージだって、〜水に波紋が広がるように〜という意味合いが含まれているのだ。まさかの偶然?(笑)。
もちろん自らを振動させる歌うことも大好き。その中でも体全体に波動が伝わる瞬間が好きだし、それを大勢で共鳴させていく合唱も大大大好きなのだ。
さらにもうひとつ。
クリスタルボウルやシンギングボウル、弦楽器に関しては【音を嗅ぐ】【音を纏う】という感覚がある。それがすっごく好きである。
そのことをけっこう敏感な友人に体験してもらったのだが、
「ごめんなさい、ちょっと感覚が分からない。苦笑」
というコメントが返って来たことがあった。
これも本当に驚いたものだった。
世の中には見えない世界に敏感に通じるような能力を持っている人たちがたくさんいる。
私が持っている能力は、人並みだ。
人並みだけど、それを察知する能力がほんの少しだけ多めに備わっているんだと自覚している。
それが何なのか分からず、かと言って追求せずに今に至る。
でも、実はこっそり気にもなっているのが本音なのだ。
今回の発見で、vibrationというのはキーワードなんじゃないか?と感じた。
特に必要のない能力だと蔑ろにしてきたが、大事にすることで何か見えてくる気がした。
私がピンとくるものは、大概当たってるから間違いない(ハズ、笑)。
キーワードって言っても、どうやってはぐくむのか分からないけど、とりあえず今までより感じて大事にしてみようと思う。
私の愛で、誰かの心をジーンとvibrationさせるようになったらいいな。
そのうち指先から波動を生み出せる人間になるかもしれない。
(大好きなマーベルのヒーローに憧れすぎて、こんなイメージを思い浮かべる。)